こんにちは。@keiko_itamiです。勝手に色彩検定1級2次の基礎知識について解説をしています。
慣用色名をPCCS値で覚えよう
今日は慣用色名のPCCS値です。
テキストにPCCS値は載っていませんが、
ここ最近の出題傾向としては毎年出題されているので絶対に暗記しておいた方が良いです。
問題(2)の基準になる色が慣用色名から出題されたりしているので、
ここを間違えると芋づる式に不正解になってしまうためかなりの点数を落とします。
注意!
慣用色名のPCCS値は公式テキストには記載されていません。
私が視感側色して、暫定的にまとめたものです。
問題の選択肢にこの色がない場合は
近似値として最も近い色を選択しましょう。
色の選び方
近そうな色が複数該当する色がある場合は、
複数個のカラーカードを切り貼りし、
視感測色して自分で色をひとつに絞り決めていきました。
テキストの色とPCCSカラーカードの色は、
色によっては差を感じるものもあります。
慣用色一つ一つ、カラーカードを貼って確認していく作業は骨が折れますが、
色差に対して目を慣れさせることにも役立ちました。
テキストで色を覚えるだけだと
問題を解く際、PCCSカラーカードを見たときに、
「あれ、この色こんなだったっけ?」
と思って不安になってしまうのでそうしました。
つまりは、私の色感覚で決定しているところもあるので、
こちらを元にして自分でも考えてみてください。
この値が絶対に正しいとは言い切れない理由
この値が絶対に正しいとは言い切れないのです。
PCCSカラーカードは有彩色だけだと
12(色相)×12(トーン)=144色
です。
人間の目は100万色以上見分けられると言われています。
100万色を無理やり144色に当てはめている訳です。
どうしても無理があります。
そもそもPCCSは「配色」を考えるのに適した表色系です。
色を表すだけであれば身近な表色系ですとマンセル表色系の方が適しています。
色相だけでも100色相で表すこともできます。
(例:1GY、2GY、3GY・・・)
更にもっと分割して小数点以下の数字をつけて表すこともできます。
(例:0.1GY、0.2GY、0.3GY・・・)
しかしそこは試験の便宜上、PCCSのカラーカードを使うわけです。
PCCSカラーカードを使う理由
- 添削が大変
- 色をPCCS値に決めたあとの配色がやりやすくなる
- こんなに手軽に切り貼りできる安価なカラーカードが他にない
※私、いたみの個人的な考えです
慣用色をPCCS値で表すのは無理がある
その点をご了承の上、ご覧ください。
覚えること
PCCS値と、テキストの「解説」を覚えましょう。
解説はテキストを読んでください。
私は時間があるときはずっとこの解説を読んでいました。
解説と色名とPCCS値、あとはもちろん「色」を紐づけて覚えましょう。
単語帳を作って持ち歩いて、時間があるときは見るようにしていました。
慣用色名PCCS値 2級外来色名
※カラーはPCCS値のイメージです。
慣用色名については以上です。
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