ジュースといっても100%と付くとなんとなく高級感もあり体に良さそうな感じがしますよね。
果汁100%ジュースを1日1杯飲むと、3年で平均1.5kg太る
米バージニア・メイソン・メディカルセンターのBrandon Auerbach氏らは100%ジュースを1日1杯(180ml)飲むだけで、長期的に体重が微増していくと発表しました。
発表によれば閉経後の女性49106人を対象とし3年間の体重の変化を測定。その結果、体重は3年間で平均1.5kg増えたというものです。
果汁100%ジュースも他の加糖飲料も変わらなかった
果汁100%ジュースもジュース以外の果糖飲料を飲んだ場合も、増えた体重は変わりませんでした。
100%ジュースだからといって、肥満という観点においては体に良いわけではなかったようです。
果物そのものを摂取した場合はどうか?
果汁100%ジュースは体重が増えたけれど、果物を1日1回食べると3年間に0.45kgの減量が期待できることも判明したそうです。
果物には食物繊維が豊富に含まれています。一方ジュースは食物繊維が少ないので糖分が血液中にすぐに取り込まれてしまい高血糖になりやすくなります。
ジュースは肥満要因の一因
新鮮な果物を食べる習慣がある人はジュースを飲む習慣がある人よりも健康的で活動的な習慣を守っており、ジュースだけが肥満の原因になっているわけではないようです。
ジュースといってもいろいろな種類があるでしょうし、体に良いジュースもあるのかもしれません。
ただここで大事なのは子供のうちからジュースを飲む習慣を付けさせないことです。
あげやすい果物は?
ジュースより果物の方が体に良さそうな気がする、というのはなんとなく感じることだとは思います。
でもそこでジュースを与えてしまうのは・・・手軽だからですよね。
手軽、というのはジュースは「安い」「長持ちするから常備しやすい」「すぐ出せる」と3拍子揃っているから。
その点からオススメな果物は、バナナとみかんです。あとは長期間スーパーでも手に入り、値段も安いりんご。それにたまには旬の果物を追加すれば家族も喜びますね。
まとめ
年齢が幼いときには気をつけるのですが、幼稚園に行きだして一緒に過ごす時間が減ったり自宅でおやつを与える機会が減ったりすると、甘くなってきてしまいがちです。
子供に何か与えるならば、果汁ジュースではなく果物+麦茶にするとか、手作りジュースを作ってあげるとか、改めてそういった小さな工夫をしていこうと思いました。
参考:
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