気づいたらすべきこと
目に異常がないか確認する。
コンタクトの張り付きがあるか確認する。
- コンタクトを外す。
1. 目に異常がないか確認する。
目に痛みはないか。酷い充血はないか。目が開けられないほど痛ければすぐに眼科に行きましょう。
2. コンタクトの張り付きがあるか確認する。
人工涙液型の目薬があれば点眼し、5分程度なじませます。
目薬がない場合は洗面器等に水を張り、顔をつけて瞬きをします。
3. コンタクトを外す。
コンタクトが外せそうであれば外します。
どうしても外せなければ眼科に行きます。
その後少なくとも一日はコンタクトの使用を控え、眼鏡や裸眼で目の負担をかけないように過ごしましょう。
コンタクトを着けたまま寝たときの目の状態
角膜内皮細胞と呼ばれる目の細胞は、呼吸をしていて酸素が必要です。コンタクトをしている状態だと酸素に触れる部分が少なく酸素不足になりやすくなります。さらに寝てしまうと瞬きができないため、より酸欠状態がすすみます。
角膜内皮細胞は一度失われてしまうと二度と再生しません。細胞が減少すると視界が悪くなり、将来高い確率で発症する白内障の手術が受けられなくなります。白内障は40代で約40%、60代で75%、80代になるとほぼ100%の人が発症すると言われています。
コンタクトレンズは正しく使いましょう
コンタクトレンズを使用できる年数は20~30年とも言われています。角膜内皮細胞が限度に達してしまうためです。
コンタクトを着けたまま寝ないことはもちろんですが、装着時間もできるだけ守り目に負担をかけないようコンタクトを利用しましょう。
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