こんにちは。@keiko_itamiです。
長女は6歳になり、春から小学生!幼稚園とは環境もガラっとかわり、また私の手から少し離れていきます。
子育ての第一段階はこれで修了かな?といったところです。個人的に長女のこの期間、幼稚園入園までは「食事」が一番大変でした。
本当に食べなかった離乳食
長女は病気がちな弟くんと比べ、本当に健康的でした。
少し焦ったことといえば、1歳2ヶ月の突発のときに高熱と痙攣が出たのと、入園して少しした6月にマイコプラズマ肺炎にかかったことくらいです。マイコプラズマは本人は軽度でしたが、弟くんのほうにうつってしまい、そちらは喘息性気管支炎で入院・・・。
身体も強く、言うことも本当によく聞くいわゆる「育てやすい子」でした。
そんな中で唯一苦労をしたのが食事・・・。
・食事を食べない
・食べても少し・・・
・みんなが食べたがるようなおやつですら食べない
・食べてもめっちゃ遅い・・・
食事に1時間かかっていました・・・。
頑張って作って食べてくれないのはショックです。なるべく体に良いものをと思い、良い食材を使って調理して食べてくれないのも勿体ないという面でも本当にショックで・・・。「この魚高いのに〜」とかね・・・。
それが1日3回毎日・・・。心を無にすることを心がけていました。かなりの修行でした。
入園して食事に変化が!
そんな長女でしたが、幼稚園の「お給食」でガラっと変わりました。
毎日お友達と同じものを一緒に食べる
残さず食べると先生が喜んでくれる
社交的な娘なので、それが良かったと思っています。もちろん幼児に食べやすいように作ってくださっていることも大きいです。
年中になる頃にはおかわりまでするようになって、今では「食べ過ぎよ」と止めなければいけなくなるくらい大きくなりました。ちょっと食いしん坊になりすぎた感じはあるけれど、この3年間で家でもきちんと食べられるようになり、幼稚園生活に感謝しています。
小学生になったら黙食(もくじき)?
そんな中、AERAの記事を読みました。
『私語禁止の「黙食」で給食が苦痛に…教員も悩む「食育はそれでいいの?」』
要約すると
・小中学生が給食を残す理由の3位は「時間が短い」。
・給食の時間は私語禁止。「おいしいね」もいえない。
・とある保育園ではセミバイキング形式のお給食。食べたい量を自分で選べるため、残飯がでない。嫌いな食べ物は保育士が会話をして”食べたい雰囲気づくり”をする。
・「食事の質」のあり方だけでなく、「食べる時間のあり方」について考えることも必要だ。
長女が入学する予定の小学校は?
都内区立小学校です。
学校給食の目標として「社交性および協同の精神を養う」「栄養補給のためだけでなく、教育の一環として行う」と書いてあるものの「給食を食べる時間は約20分間」との記載も。
あと少し・・・30分あれば余裕がでてくると思うんですが・・・。
「こ食」に気をつけるんじゃなかったの?感じた矛盾
3歳までの健診で保育センターに通っていた頃、「こ食に気をつけましょうね」というリーフレットを何回かいただいたので、それを意識した食事を心がけていました。
「こ食」とは
固食→同じものばかり食べること
色々なものを食べよう
個食→それぞれが自分の好きなものを食べること
みんなと同じものを食べよう
孤食→家族がバラバラに食事をとること
みんなで食べよう
小食→減量などで、食べる量を減らすこと
適正量を食べましょう
子食→子供だけで食べていること
家族はみんなで食べよう
粉食→粉物ばかり食べていること
パン、麺、お好み焼きなど
濃食→濃い味付けのものばかり食べること
味は薄めに!
食事は「餌」ではありません。
楽しくおいしく食べることで、健康的な体や豊かな心が育っていくのですよ、という教えだったんですが、小学校からの給食って「孤食」に近づいていっているような・・・。
臨機応変に
世の中は矛盾だらけです。こうやって少しずつ世の中にでていくんだなあと早くも実感。
この間まで「楽しくご飯を食べよう!」だったのが小学校に上がったら「黙って早く食べて!」に変わったら子供たちは少し驚くかもしれません。
長女は完食はできるようになったものの、すごく頑張って20分というところです。
おしゃべりの度が過ぎたら少し注意し、箸が動いていないわけでないなら平日は少し急ぎ気味に、土日はゆっくりと食事を楽しんでいきたいです。
記事を読んで少し不安になってしまったところもあるのですが、実態は入ってみないとわかりません。
学校での給食の時間のことは、入学してから会話で気遣っていきたいと思います。
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