5歳と3歳の子供たちに、毎日寝る前の時間、絵本を読んでいます。
図書館から借りてきた本を10冊紹介します。
★娘のお気に入り
ゆきのひのおはなし
作:かこさとし
ある雪の日の1日の出来事です。偶然東京でも今週雪が降って、ちょうど良い時期に借りました。
都会の子供なので雪遊びは滅多にできません。雪遊びしている描写が楽しかったようです。
どんなところが気に入ったのか聞いてみたら、「動物がたくさん出てきたところ!」ですって。
★私のお気に入り
どうぶつのおてつだい
作:ビーゲンセン
絵:永井郁子
山の自然をめぐる、人間とどうぶつのお話です。
先週「うさぎのおくりもの」を読みました。ビーゲンセンさんと永井郁子さんコンビの本を娘が気に入ったようで、作者で探して借りました。
ほんわかした雰囲気の「うさぎのおくりもの」とは随分画風が違っていて、言われないと同じ方だとはわかりません。
どうしてこの画風にしたのかが気になります。
永井郁子さんは私が小学生の頃に大好きだった「ぼくは王さま」や女子に人気だった「わかったさん」シリーズの挿絵を描いている方だったんですね。
ドングリ小屋
作:いしいつとむ
近所にある秘密基地、ドングリ小屋。中には友達との宝物がたくさん置いてあります。
小学生低学年が好きそうな世界ですね。
春のクラス替えで仲の良かった友達と離れてしまった時などに読むと、感情移入がよくできるかもしれません。
あかいチョウチョ
作:市川里美
あかいチョウチョを追いかける、異国の男の子のおはなし。
おばあちゃんとのふれあいの描写が心温まります。
にぐるま ひいて
作:ドナルド・ホール
絵:バーバラ・クーニー
訳:もき かずこ
外国のある家族の1年の様子を描いた一冊です。
家族みんなで働いてものを作り、春になったら市場へそれを売りに行く。
「え、そんなものまで売っちゃうの?」とびっくりしますが、昔はそれが当たり前だったのでしょう。
疲れている時に読むとスローライフに癒されます。
絵が綺麗です。
ころわんと りーりー
コオロギやお月見がキーワードとなっている絵本なので、秋に読むと良さそうです。
子供は早く寝かせてしまいたいんですが、たまには夜のお散歩も楽しいかもしれません。
ころわんシリーズは他にもあるようなので、またみてみたいなあと思います。
ペンギンきょうだい れっしゃのたび
作:工藤ノリコ
息子が電車が好きなので、読んでいて楽しかったようです。
きょうだいだけで電車に乗って、海の近くに住んでいるおばあちゃんのお家へ向かいます。
持ち物や駅の様子、細かいものも描かれているので、読むだけではなくてアイテムを見て楽しめます。
つきごはん
作:計良ふき子
絵:飯野和好
大黒柱だったお父さんを亡くした後の一年を描いた作品です。
「つきごはん」の風習を知らなかったので、勉強になりました。
娘はお父さんが亡くなったことに気づいたのかな・・・「亡くなった」とは描いていないのです。お葬式の描写がありますが、お葬式にまだ出席したこともないので、どうでしょうか。
気になったけれどそういうことは聞かないことにしています。
かえるくんはかなしい
わけもなく悲しくなることがあります。そんなかえるくんを描いた一冊です。
深いですね。
かえるくんシリーズも別の本があるようなので、また借りてみようかしら。
なかないでなかないで
作:あまん きみこ
絵:黒井健
チョウチョを追いかけるえっちゃんのおはなし。
やっとチョウチョを捕まえたと思ったら迷子になってしまいます。
その時助けてくれたのは・・・。
春の野山の暖かい描写が印象的なので春に読むと良いかもしれません。
あまんきみこさんは昔私が教科書で読んだ「ちいちゃんのかげおくり」の作者さんです。
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