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幼児期の食物アレルギーはいつ治るの?

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乳アレルギー
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こんにちは。
いたみけいこ(‎@keiko_itami)です。

私には子供が二人おりますが、そのうちの現在5歳の下の子には牛乳アレルギーがあります。本日自宅から少し離れた病院に行って、食物経口負荷試験を受けてきました。

2歳前に3mlの摂取から始まりました。小さじ1杯より少ない量。
今日は60ml飲めました。
4年かけてここまで飲めるようになりました。

いつも思います、いつになったら普通に飲めるようになるのかなあと。
来年春から小学校に入学するけれど、給食の牛乳は飲めるのかな。
なので調べてみました。

この記事を見たらこんなことがわかります
  • 幼児期の食物アレルギーはいつ治るの?
  • どんな食物がアレルギーの原因となることが多いの?
  • アレルゲンを摂取するとどんな症状が出るの?
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食物アレルギー経口負荷試験とは

何らかの理由で除去している食品を医師の元で少しずつ摂取していきます。
どれくらい飲んでも大丈夫かテストしていきます。

病院によって、また、同じ病院でもやり方は様々です。

今回受けてきた試験は、60mlの牛乳を飲んで1時間ほど病院内で待機し、様子を見て終了となりました。
症状によってはその後入院になるので、入院の準備もしていきます。

牛乳を飲む前後には診察があり、様子に違いがないか観察します。

負荷試験で問題がなければテストした量と同量のものを次の日から自宅で摂取していきます。
体調を崩した日はお休みします。
しばらく摂取できない日が続いた場合は半量に減らし、慣らしながら問題がなければ摂取して大丈夫な量まで戻して与えていきます。摂取後の様子は記録していきます。

しばらく続けて問題がなければ、量を増やして再び負荷試験を行います。
こうして摂取できる量を少しずつ増やしていきます。

幼児期の食物アレルギーはいつ治るの?

一般的には小学校に入学するまでには8〜9割の人が治ってくると言われています。

実際にどのくらいの量を摂取できるのかは摂取してみないとわかりません。血液検査などもありますが、目安にしかならないのです。

うちの子は上の子は牛乳がクラス3でしたが飲んでいました。
下の子はクラス2なのにまだ自由に飲めません。

まずは病院を受診し、主治医の指示で定期的に食物経口負荷試験を受けて、食べられる食物や量を増やしていくことを目指します。

食物アレルギー患者の年齢分布


何らかの食物を摂取後 60 分以内に症状が出現し、かつ医療機関を受診したものの記録がありました。

出典:平成24年度「即時型食物アレルギーによる健康被害の全国実態調査報告書」を加工して作成

0歳が最も多く、年齢が高くなるごとに減少していきました。
1歳が20.3%、2歳が10.1%。

2歳以下で64.6%、5歳以下で80.3%、10歳以下で90.1%を占めました。
18歳以上ですと5.4%でした。

年齢が上がる毎に減っていく傾向にあります。

どんな食物のアレルギーが多いの?

出典:平成24年度「即時型食物アレルギーによる健康被害の全国実態調査報告書」を加工して作成

原因食物は、0 歳群において鶏卵、牛乳、小麦といった「3大原因食物」が圧倒的に多いです。

1 歳群では 2 位に魚卵、
2,3 歳群では 1 位に魚卵、3 位にピーナッツ、
4-6 歳群では 1 位に果物、3 位にピーナッツ、
7-19 歳群では 1 位に甲殻類、2 位に果物、
成人群になると1 位に小麦、2位に魚類、3 位に甲殻類となります。

食物アレルギーの症状にはどんなものがあるの?

出典:平成24年度「即時型食物アレルギーによる健康被害の全国実態調査報告書」を加工して作成

皮膚症状が92.0%で最も多く、以下呼吸器33.6%、粘膜28.0%、消化器18.6%、ショック10.4%と続きます。

どんな症状が多いのか主治医にも聞きましたが、本当に人それぞれなんだそうです。

焦らないでじっくり向き合おう

乳幼児期に出現したアレルギーは大きくなるにつれ治ることが多いということはわかりました。しかし一生治らない体質の人も少なからずいます。

今は昔と違ってアレルゲンフリーの食品も増えています。乳製品を使わないチーズや生クリームなんてものもありますので、そういったものを使えば結構いろんなものが楽しめる時代です。

主治医の指示で少しずつ体を慣れさせて、無理させ過ぎずにマイペースに向き合っていこうと思いました。




参考:

消費者庁 平成24年度 「即時型食物アレルギーによる健康被害の全国実態調査報告書」
食物アレルギー表示に関する情報 | 消費者庁

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